昭和(中期~後期)の出来事 1946~1989

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昭和34年(1959)
伊勢湾台風と復旧対策本部の設置

気象台始まって以来の暴風雨

 昭和33年7月以降、いわゆる「岩戸景気」と呼ばれる好景気が続き、わが国でも重化学工業が急速な発展を続けておりました。  そんな最中の昭和34年9月26日夜半、東海地方を直撃した伊勢湾台風は、最大瞬間風速47.5メートルという、名古屋地方気象台始まって以来の暴風雨を記録。伊勢湾の堤防を乗り越えた高潮は、内陸部まで浸入し、その影響は極めて甚大なものとなりました。
 伊勢湾台風による愛知県の被害額は、3,130億円。このうち商工業者の被害額は652億円で、繊維関係の被害が約50%を占めました。

災害復旧に尽力

 本所は、直ちに緊急正副会頭会議、災害対策中小企業委員会などを開催。被災中小企業のための金融・税務相談所の急設など、復旧支援に全力で取り組みました。
 また、9月30日には、日商に災害復旧対策本部が設置され、佐々部晚穂本所会頭が本部長に就任、復旧に向けての要望事項は、対策本部を通じて直ちに関係先に要望しました。

主な要望事項

  1. ①中部復興開発庁(仮称)の設置
  2. ②伊勢湾台風災害復旧について(復旧資材の確保、所要資金の融資)
  3. ③災害被害者の租税減免について(復旧費用の損金参入)など

初代会頭 伊藤次郎左衞門(祐昌)

飛島村古台付近の家屋の浸水状況
(撮影者:陸上自衛隊、資料提供:中部地区自然災害科学資料センター)

自衛隊が実施した応急復旧工事(筏川付近の仮締め切り工事の作業状況)(撮影者:陸上自衛隊、資料提供:中部地区自然災害科学資料センター)

自衛隊が実施した応急復旧工事(筏川付近の仮締め切り工事の作業状況)
(撮影者:陸上自衛隊、資料提供:中部地区自然災害科学資料センター)

水浸しとなった名古屋市南区六条町付近の様子

水浸しとなった名古屋市南区六条町付近の様子

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