愛知県中小製造業の経営革新に関する実態調査結果

Top> 政策・広報活動> 各種調査> 愛知県中小製造業の経営革新に関する実態調査結果(2002/7/23)
〜「産業空洞化」の影響を乗り越えて〜
  • 「産業空洞化」は過半数に影響、うち8割が受注量減少、6割が受注単価引き下げ
  • 「新分野・新技術へのチャレンジ」「コア技術の磨き上げ」で競争力強化
  • 「他社との提携」は2割弱が、「大学・公設研究機関との提携」は約1割が実施中
  • 「技術者・技能者の確保・養成が困難」は約3割、今後悪化の見通し
  • 商工会議所への期待は「マーケティング支援」「技術者確保・養成支援」などに焦点
「産業空洞化」の影響
「大きな影響がある」(22.9%)と「ある程度影響がある」(30.4%)を合わせると、過半数の企業が「産業空洞化」の影響を受けている。具体的な影響としては、「受注量が減少した」(84.7%)、「受注単価が引き下げられた」(63.8%)など。また、日本や地域全体への影響としては、「雇用の喪失」(81.3%)を懸念する回答が多い。
競争力強化のための戦略
競争力強化のための経営戦略としては、「新技術・新分野へのチャレンジ」(32.1%)、「マネのできないコア技術の磨き上げ」(30.4%)などに回答が集中。経営戦略実現のための具体的な取組みとしては、「製品の高付加価値化」(46.5%)、「新規取引先の開拓」(44.8%)、「多品種・小ロット製品のスピード供給」(40.3%)など。
他社や大学・公設研究機関との提携
「他社との提携」を実施している企業は17.4%で、提携の内容としては、「業務提携」(56.0%)が過半数を占め、「共同開発」(42.0%)、「技術提携」(39.0%)、「共同受注ネットワーク」(23.0%)の順。「大学・公設研究機関との提携」を実施している企業は10.9%で、提携の内容としては、「技術相談」(55.6%)、「共同研究」(54.0%)がいずれも過半数を超え、「情報収集」(36.5%)、「委託研究」(23.8%)が続く。
技術者・技能者の確保・養成
技術者・技能者の確保については、「充分確保されている」(3.4%)と「ほぼ確保されている」(45.9%)の合計は49.3%でほぼ5割、「確保されていない」は28.5%であった。ところが、技術・技能を担う〈後継者〉の確保・養成については、「充分確保・養成されている」(2.2%)と「ほぼ確保・養成されている」の合計は41.5%でほぼ4割で7.8ポイント減少し、反対に「確保・養成されていない」は33.0%で4.5ポイント増加しており、今後さらに人材確保・養成が厳しくなってくる見通し。その理由として、「自社では技術者・技能者育成の余裕がないため」(50.3%)が過半数を占めた。
商工会議所へ期待する支援
「新規取引先開拓などマーケティング支援」(48.5%)が約半数にのぼり、販路開拓へのサポートを期待する回答が第1位。第2位は「技術者・技能者など人材確保・養成支援」(39.7%)、第3位は「金融・資金調達支援」(27.9%)、第4位は「産学連携支援」(21.2%)。
調査結果全文 PDF形式 138.0KB
集計表 Excel   42.5KB
Q3・Q7 業種別集計表 Excel   34.0KB
Q5・Q15・Q23 記述回答 Excel   128.0KB
調査票 PDF形式  26.2KB

【お問合せ先】

企画部 産業経済・調査担当 田中
TEL:052−223−5717


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