2003年度顕彰企業のご紹介モノづくりブランドNAGOYA

「耐熱塗料をはじめ塗料の持つ無限の可能性」を具現化する

オキツモ株式会社

フライパンからロケット発射台まで塗料の活躍の場は無限です。 私たちは、耐熱塗料をはじめ塗料の様々な機能を追求し続け、ユーザーのご要望にお応えします。

機能を最大限に発揮させるため、独自のノウハウをもとに常に高品質の耐熱塗料を生み出す

『沖津藻(おきつも)』は本社所在地である名張の枕詞。万葉集の「わが背子は 何処行くらむ 沖津藻の 名張の山を 今日か越ゆらむ」という歌に因んでつけられた社名である。

家庭のキッチン用品や暖房機、自動車のマフラーやエンジン周り、オフィスや工場で使用する機器など、熱が発生するあらゆる場所で使用される耐熱塗料。オキツモは、この耐熱塗料の分野で約60%のシェアを誇るナンバーワン企業である。

塗料は、種々の材料をいかにうまく複合させて目的とする機能を発揮させるかが大きな課題。オキツモは、これまでに蓄積してきたそのノウハウと独自の製造手法によって、素材にユーザーのニーズに応じた耐熱性能を発揮させる。
フライパンからロケットの発射台にまで活躍の場を広げる、その高い技術は、他社の追随を許さない。

耐熱塗料にとどまらず、塗料の限りない可能性を追い求める

塗料の可能性は無限大である。オキツモは、社員の1/4が技術者という開発集団で、常にユーザーが直面する課題と直結した製品開発に取り組んでいる。

例えば、放射特性をコントロールすることによって生まれた「放熱用コーティング剤」は、熱対策が求められる用途での幅広い利用が見込まれる。さらに、太陽光を吸収しやすく熱を放射しにくい「光選択吸収塗料」、さらには窒素酸化物の除去や汚濁防止機能を持つ「光触媒塗料」など、いずれも優れた特性と品質の面で、ユーザーからの高い評価と信頼を勝ち得ている。
この他にも、抗菌、脱臭、非粘着等、新たな機能を持つ塗料を絶えず開発し続けており、塗料とともに、21世紀の一層の飛躍を目指している。

オキツモ株式会社・製品

会社概要

社名
オキツモ株式会社
本社所在地
〒518−0751 三重県名張市蔵持町芝出1109−7
TEL:0595−63−9095
FAX:0595−63−9063
URL:http://www.okitsumo.co.jp
E-mail:soumu@okitsumo.co.jp
代表者
山中 重治(やまなか しげはる)代表取締役社長
創業
1934年
資本金
9981万円
従業員数
130名
海外拠点
米国、タイ、中国、ブラジル
売上高
28億6,000万円(2006年12月期)
事業内容
耐熱塗料、フッ素樹脂塗料ならびに機能性コーティング剤の製造販売
オンリーワンナンバーワン技術、シェア(国内)など
耐熱塗料 国内シェア60%(シェア順位1位)
フッ素樹脂塗料 国内シェア10%(シェア順位4位)
光触媒塗料 国内シェア60%(シェア順位1位)←関連会社含む
ISO
ISO14001認証取得(1999年)
ISO9001認証取得(1998年)

※データ・内容は2007年5月現在のものです。