仕事紹介

名古屋商工会議所(名商)を選んだ理由

大学時代のゼミ活動で、経営に携わる方に直接お話しを伺う機会が何度かあり、企業によって歴史や創業者の想いなどが全く異なり、またそれが経営方針に大きく影響を与えていることに、おもしろさを感じました。

その経験から、企業の方から直接お話を伺いながら、経営支援ができるような仕事に就きたいと思いました。

そこで、業種や規模の異なる多様な企業と関わることができ、また様々な事業を行っていることから、企業へ幅広くアプローチができる名商での働き方に強く惹かれました。

「知的財産」という面から、企業をサポート

現は現在、部署名の通り知的財産に関わる業務を行っています。主な担当業務の一つに、「知財総合支援窓口」事業があります。

この事業は、地域の中小企業の方々を対象に、知的財産の重要性を認識してもらうために運営しています。知的財産とは、アイデアや名称等の形のないものを財産として保護する権利です。ある企業では、従来使用していた社名が、他社が保有する権利を侵害しているという主張から、変更を余儀なくされたケースもあります。知的財産を保有していれば、中小企業の保有する形のない資産を守ることができるのです。

私の主な仕事として、知的財産の普及啓発活動と年間3,000件を超える相談に対応する相談員さんの労務管理が挙げられます。まるで小さな会社の総務・広報・管理部門を一手に担ったような業務で、知識が及ばず苦労することもありますが、周りの方に助けられながら、日々業務に取り組んでいます。

知的財産に無関心だった企業にその必要性を感じてもらい、取得のお手伝いをできることに、とてもやりがいを感じます。

就職活動中の皆さんへのメッセージ

私 は学生時代、商工会議所について、「簿記検定のところ?」という程度の認識しかありませんでした。しかし、就職活動を通して名商を知ると、名古屋のために幅広く活動を行っているのに大変驚きました。

世の中には企業の数だけ、多種多様な働き方があると思います。まずは業界を問わず、様々な働き方を知り、そこから自分の希望する将来像を見つけていただければと思います。その中で、名商の働き方に興味を持っていただけたらとても嬉しいです。

経歴
  • 平成26年4月~平成28年3月
    産業振興部 流通・観光グループ
  • 平成28年4月~
    産業振興部 知的財産グループ
  • 平成30年4月~
    産業振興部
    モノづくり・イノベーションユニット
    IT・知財・環境担当
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名古屋商工会議所の歩き方