2014年 年頭所感
『時代に向き合い、躍動する名古屋を目指して』

Top> 2014年 年頭所感

2014年 年頭所感『時代に向き合い、躍動する名古屋を目指して』

名古屋商工会議所 会頭 岡谷 篤一

明けましておめでとうございます。
会員の皆様には、お健やかに平成26年の新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年11月に名古屋商工会議所の会頭に就任し、初めての新年を迎えました。身の引き締まる思いでございます。
本年も商工会議所の活動を通じ、中小企業の皆さまが一層飛躍していただけるように、「地域経済の発展」と「中小企業振興」に誠心誠意、取り組む所存でございます。

会員企業のチャレンジを応援

さて、昨年の我が国は、安倍政権の誕生以降、財政・金融政策が功を奏し、円高の是正や株価の上昇など、景気回復の動きが見られた1年でございました。
こうした景気回復を背景に、大企業の中には業績が大きく改善した企業もありますが、一方、中小企業の皆様からは、円安による原材料価格の高騰などにより、まだ景気回復を実感できないとの声も多く聞かれます。
とりわけ本年は、4月の消費増税や駆け込み需要の反動により、中小企業への影響が懸念されております。
中長期的な展望といたしましても、TPP交渉によるグローバル化のさらなる進展や国内市場の成熟化などにより、各企業は、事業の高度化や付加価値化への対応が強く求められております。
本所は地域の身近な経営パートナーとして、中小企業のビジネスチャンスの拡大や人脈づくりのため、商談会や交流会などの事業を展開するとともに、金融・税務など幅広い分野にわたる経営相談などを通じて、経営者の皆様のチャレンジを全力で応援して参ります。

地域の魅力はモノづくり

名古屋が世界的な都市間競争を勝ち抜くためには、地域産業の強みにさらに磨きをかけ、その魅力を地域ブランドとして、世界に広く発信することが重要であると考えます。
当地域は、先人達の知恵と努力により、自動車産業を中心とする世界的なモノづくり拠点を造り上げました。
名古屋は産業インフラに恵まれたビジネスと生活環境のバランスに優れた素晴らしい街で、他の都市にはない名古屋独自の魅力を世界に向けて発信して参りたいと思います。

世界交流都市・名古屋を目指して

そして、名古屋商工会議所では「モノづくり」という当地域最大の強みを核に、世界交流都市・名古屋の実現を目指し、中期計画に基づいた諸事業に取り組んでおります。
有望な次世代産業の一つである航空宇宙産業の振興では、本年9月に「エアロマート2014」として、海外の航空機関連メーカーとの商談会を実施するほか、新技術に対応するセミナーを実施致します。
また、医療機器産業の分野では、名古屋大学をはじめ地域の医療現場と一体となって取り組む「メディカル・デバイス産業振興協議会」の活動を通じて、医療機器産業への新規参入を強力にサポートしてまいります。
2027年には、リニア中央新幹線の東京〜名古屋間の先行開業が計画されております。この千載一遇のチャンスを機に、玄関口となる名駅地区の整備はもとより、栄地区など他地区の活性化も大変重要な課題であり、名古屋全体の街づくりにも積極的に取り組んで参ります。
この他、陸・海・空の社会インフラの整備、観光面においては旺盛なアジアパワーを取り込むためのインバウンド客の誘致や、従来の産業観光に加え、体験行動型の街道観光の振興にも努めて参ります。
本所では、引き続き関係機関との連携を図りながら、ヒトやモノが活発に行き交う躍動感溢れる名古屋づくりに取り組んで参ります。

中小企業の皆様とともに

本年も国内外の情勢変化は目まぐるしいものがあり、このような時代においては、大きな視点で物事を考え、小さなことにも丁寧に取り組む姿勢が大切になります。
地域総合経済団体として、これまで以上に会員の皆さまとのコミュニケーションを心がけ、様々な声をお伺いすることで、中小企業の皆様が新たなことにチャレンジできる環境を整えて参ります。

本年も引き続き、本所の活動にご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶といたします。

平成26年1月1日

以上


名古屋商工会議所の入会案内