2020年9月3日

本所正・副会頭、常設委員長などと大村愛知県知事との懇談会を開催しました。

山本会頭から、冒頭のご挨拶の中で
コロナ禍で事業継続の危機にある中小・小規模事業者への継続的な支援とともに、デジタル化の対応が遅れがちな中小企業に対し、幅広くＩＴ活用が浸透するような後押しが必要であるといった課題認識に加え、新型コロナウイルスにより改めて顕在化した「東京一極集中へのリスク」に関連し、当地が東京のバックアップ機能を十分に備えた地域になれるよう、リニア中央新幹線の早期全線開業とセントレアの二本目滑走路などのインフラ整備に向けた県の一層の取組みを期待する旨の発言を致しました。

要望書を山本会頭から大村知事へ手交した後、「中小企業支援と次世代産業振興」、「観光・誘客・交流とまちづくり・インフラ整備」等の各項目に関し、副会頭及び委員長から、県の施策に対応した要望・提言に関し、発言致しました。

これを受けて知事から、
「新型コロナウイルス感染症の克服と社会経済活動との共立をしっかりやっていきたい。中小企業に対しては、新たな取組みへの後押しをし、マイクロツーリズムへの支援も更に拡充する。また、スタートアップについては、「ステーションＡｉ」、観光・誘客では「ジブリパーク」の整備を着々と進めており、リニア開業に向けた名駅の用地確保も９割に達した。今後も名商と一緒になって、愛知・名古屋をさらに活性化させていきたい。」との力強いコメントを頂きました。

要望書手交の様子

懇談の様子