2021年1月29日
本日、名古屋港の新たな浚渫土砂処分場として中部国際空港沖に埋立を行うことの承認手続きについて合意がなされた。これを受けて、必要な手続きを進めることが愛知県より発表された。
2021年の1月から幸先の良いニュースが飛び込んで来て嬉しい。
名古屋港は、現在の浚渫土砂処分場であるポートアイランドが限界に達するため、港の機能強化や維持に向けて新たな土砂処分場は必要不可欠なものである。この埋立地は、地域として将来的に二本目滑走路として利用したいものである。
わが国の主要空港で滑走路が1本しかないのは、もうセントレアだけになっている。この先、この地域にどうしても必要なものは、 このセントレアの2本目の滑走路とリニア中央新幹線、それに名古屋駅のスーパーターミナルの3点セットであると主張を続けてきただけに、大きな一歩となる。東京一極集中の是正の提言でも、このことを一つの条件に上げているだけに誠にありがたい朗報である。
航空需要の回復と更なる需要拡大を図るため、地元経済界の悲願実現に向け、関係者一丸となって取り組みを加速させたい。
名古屋商工会議所
会頭 山本 亜土