2014年11月18日
消費税の引き上げについては、わが国の財政健全化と持続可能な社会保障制度の確立のために避けて通れない。
しかしながら、7-9月期のGDP速報値は、想定を超えて弱いものであった。
今回の消費増税の延期は、財政健全化等を配慮しつつ、弱含んでいる経済情勢を踏まえ、総理が冷静に判断された結果であると考えている。
当面は総合的な経済対策などにより、わが国の経済を早期に成長軌道に戻すよう努められるとともに、特に急激な円安などにより厳しい状況にある中小企業に対しては、特段のご配慮をお願いしたい。
名古屋商工会議所
会頭 岡谷 篤一