2014年12月24日
第3次安倍内閣は、内外の課題に即応するとともに、政策の継続性と安定性を重視するものとなった。
アベノミクスの効果を中小企業や地方にまで行き渡らせ、デフレ経済から成長経済への流れを確かなものにしていくことは、先の衆議院選挙で国民の負託を得た新内閣の責務でもある。
当面する最大の課題は、昨今の急激な円安等により経営が圧迫されている中小企業への影響を極力減らすことであり、政府には大胆な経済対策とともに補正予算を早期に取りまとめ、速やかに実行するようお願いしたい。
また、社会保障制度改革や財政健全化、さらに地方創生や人口減少の歯止めなどの重要課題に対し、安定政権でなければ実行できない適切な政策が間断なく実行されることを期待したい。
名古屋商工会議所
会頭 岡谷 篤一