2015年10月5日
2013年に我が国が正式に交渉参加を決定して以来、ようやくTPP交渉の参加12カ国による大筋合意を迎えることができたことは、極めて意義深いことであり、歓迎する。
それぞれの国内においてセンシティブな分野を抱えるなか、大局に立って、精力的かつ真摯な話し合いを続けた努力を高く評価したい。
貿易手続きの簡素化などで中小企業の海外展開を後押しするものであり、今後、諸手続きを経て、速やかに発効に至ることを期待している。
政府においては、農業などへの影響を克服するため、競争力強化など所要の対策を進めていただきたい。
名古屋商工会議所
会頭 岡谷 篤一